野原の中のおおきなにれの木の下に「ふしぎや」という くまのがっくやさんがある。 ある雨の日、一人の男の子が楽器を求めてやってきた。 くまは、トランペットを梅の実3つで売った。 帰り道、男の子がトランペットをふくとそれにあわせて雲が動き出し、 野原を出る頃には雨はすっかりやんでいた。