物語 うさぎの学校


もうすぐ一年生になるまり子は学校へ行く練習を毎日のようにしていた。
ある日、原っぱの桜の木の下で、まり子と同じように学校へ行く練習をしているうさぎに出会う。
うさぎが言うには、うさぎの学校では全部が「れんげの時間」で
れんげの花でなわとびのひもを編んだり、花占いをしたり、サラダを食べたりするとのこと。
そのうさぎとまり子は「うさぎの学校こっこ」をして時間を忘れて遊んだ。
気がつくともう時間は夕暮れになり、うさぎたちはごはんを食べに巣穴へ帰っていった。
うさぎに食事を誘われたまり子だったが、おかあさんの呼ぶ声を聞き自分の家へ帰った。