物語 カーテン屋さんのカーテン


おばあさんが突然カーテン屋さんを始めると言い出した。
孫娘のはる子も手伝って、仕事の準備を始めたがおばあさんの部屋の窓に
カーテンがないことに気づく。
そこで、おばあさんは始めに白い麻のカーテンを作った。
できあがったカーテンをかけると、カーテンは口をきくカーテンになった。
始め、おばあさんの店は全然お客が来なかったが、おばあさんは夏になれば
お客が来ると思い、ゆっくりと待っているのだった。