畑の真中に一人で住んでいるだんまりうさぎは友達もなくひとりぼっちだった。 そんなある日、山に住むおしゃべりうさぎが口笛を吹きながら だんまりうさぎの家へやってきた。 彼女はくるみの入ったおもちとだんまりうさぎの畑の野菜とを交換して欲しいという。 おもちを食べたことのないだんまりうさぎはおしゃべりうさぎのおもちを ごちそうになり、彼女のおしゃべりを楽しんだ。 おしゃべりうさぎはだんまりうさぎからたくさんの野菜をもらって帰っていった。