物語 月夜のテーブルかけ


セリを摘んでいた茂平の奥さんは、川でテーブルかけを洗濯しているたぬきに出会う。
そのたぬきはホテルをやっていて、そのホテルを大変自慢にしていた。
その次の日の晩、たぬきは茂平さんのところにみそおでんの作り方を教わりに来た。
教えてもらったお礼にたぬきは自分のホテルへ茂平さん一家を招待する。
月夜の晩、茂平さん一家はたぬきの「ゆきのしたホテル」へ行く。
テーブルがけが一枚広げられているだけの場所に通された一家はたぬきの出迎えをうけ、
たぬきの作る野草の料理をごちそうになる。