腕のいい町のお医者さんのもとに駆け込んできた少女は 「自分の好きな人が実は鳥である」と言う秘密を 耳からとって欲しいと頼み込む。 いぶかしむ医者は少女から経緯を聞き、少女の耳を覗き込むと そこには砂浜があり一羽のカモメがいた。 医者は忍び寄るがそのカモメは飛び立ってしまう捉え損ねる。 結果に消沈して去っていく少女の座っていた後に白い羽が落ちているのを 見つけた医者はその少女もカモメである事を少女に告げに行く。