はる子はお月見に野原へでかけた。 そこで夏の間飛びすぎて疲れたちょうちょが月の光が眩しくて眠れないところに出会う。 そこで、はる子はこのちょうちょのためにカーテンを作ってあげることを思いつく。 ところが、おばあさんはお月見のだんごを作るのにかかりきりに なっていたのではる子自身が作ることにした。 春子は黒いビードロのはぎれを引っ張り出すとおばあさんの真似をしてミシンをかけた。 できあがった夜空のようなカーテンをはる子は急いでちょうちょの元へ届けてあげた。